超世代 仮面ライダープレミアムアート展

 

超世代 仮面ライダー

プレミアムアート展

 

 

 

 

 (C)石森プロ (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映  

 撮影:浦 典子       

 

                           

 

昭和から平成・・・・そして次代へ、超世代の系譜。

 

1971年にスタートして今なお人気の仮面ライダーシリーズ。

 

仮面ライダー1号から仮面ライダービルドまで、長年に渡って続く、仮面ライダーの魅力と軌跡を紹介する展覧会が、そごう神戸店において88日(水)~15日(水)開催されている。

 

2016年には、浜松市美術館、2017年には、佐川美術館と周南市美術博物館 という美術館で開催された本格的な展覧会の巡回展だ。

 

もちろん、百貨店では日本初の開催。

 

19714月に放送が始まってから45年以上経つ今でも新たな仮面ライダーが誕生し続けている。

 

今も昔も子どもたち、いやみんなの憧れの的だ。

 

親、子、孫の三世代の来場が目立つ。

 

45年以上の長期にわたる仮面ライダーの歴史は、親世代の幼少期から始まる。

 

何とロングライフなコンセプトだ。

 

その秘密は、悪の組織や怪人を倒すストーリーの中に時代の流行を上手く取り入れて進化し続けていること。

 

登場した主役たちは30以上存在し、昆虫からメカニック関係をモチーフにしたものまで、多様だ。

 

放送が始まる前に、「萬画 仮面ライダー」が存在したという。

 

仮面ライダーの原作者、石ノ森章太郎は「漫画」を「萬画」と表現した。

 

これは、後に1989年に石ノ森章太郎が提唱した「萬画宣言」によるものだ。

 

そんな萬画の仮面ライダーから現代までの歴史をたどれるのがこの展覧会の最大の魅力。

 

仮面ライダーの生みの親である石ノ森章太郎の貴重な画原画やイラスト原画をはじめ、バイクや変身ベルトなども展示。

 

中でも石ノ森章太郎の使用した画材道具も展示されており、美術魂を掻き立てられる。

 

筆者が、2011年東日本大震災の津波の後、石ノ森萬画館の広報担当者にお話をお聞きした際、被災し貴重な品々が水浸しになったり失われたと知った。

 

この展覧会で漫画原画やイラスト原画を鑑賞した際、東日本大震災のことを風化させてはならない、そして前を向いて歩んでゆくことの大切さも併せて感じた。

 

仮面ライダーの魅力は、等身大の正義のヒーローという親しみやすさだ。

 

平成の仮面ライダーを見ている子どもたちの多くは、「仮面ライダー1号」を知っているという。

 

昭和の仮面ライダーを見ていた親世代と孫世代が共通の話題や今と昔の違いなどを話しながら盛り上がる。

 

親子世代が孫世代にちょっぴり自慢できる。

 

そして、世代を超えてコミュニケーションを図れる。

 

何て素敵なことなんだろう。

 

「萬画宣言」の中で石ノ森章太郎は、漫画はあらゆるものを表現できる無限の可能性を秘めたメディアであることから、もはや「漫画」ではなく万物を表現できる「萬画」であると提唱した。

 

石ノ森章太郎の創り出す作品は、充分、芸術に値する。

 

もう一度、言おう。

 

この展覧会は、美術館で開催された本格的な展覧会の巡回展だ。

 

仮面ライダーグッズの販売も見逃せない。

 

お見逃しなく。

 

☆展示構成・みどころ

 

昭和の仮面ライダーから平成の仮面ライダーを紹介。

 

《悪の秘密結社》のコーナーや写真撮影ができるフォトエリアも。

 

 1章 萬画 仮面ライダー

 

原作者・石ノ森章太郎が生み出した仮面ライダー。記念すべき第1話全ページをはじめ、選りすぐりの名シーンの生原稿や石ノ森章太郎の愛用品など、貴重な資料を幅広く紹介。

 

2章 仮面ライダー 1971

 

「仮面ライダー1号」から「仮面ライダーJ」までを、石ノ森章太郎によるイラストやデザイン原画、TVシリーズの写真パネルや昭和の仮面ライダーの立像を展示。

 

3章 仮面ライダー 2000

 

2000年に放送された「仮面ライダークウガ」から2016年に放送が始まった最新作「仮面ライダーエグゼイド」までの平成の仮面ライダーシリーズを、見応えあるパネルや映像、変身ベルトなどを紹介。

 

4章 悪の秘密結社

 

「仮面ライダー」に登場する悪の秘密結社ショッカーの基地をイメージしたコーナー。秘密基地の中には、ショッカーの戦闘員や怪人の立像、写真やイラストパネルを展示。

 

 

 

■そごう神戸店本館9階=催会場 

 

 会期:

 

 201888日(水)~15日(水)

 

■開館時間:

 

午前10時〜午後730

 

※各日午後8時閉場

 

※最終日のご入場は午後530分まで(午後6時閉場)

 

■入場料:(税込)

 

 一般 700

 

高・大学生 500

 

中学生以下 無料

 

※ミレニアムカード会員さまはカードのご提示で/、ご本人さまに限り、200円割引ご優待。

 

※障がい者手帳ご提示で、ご本人さまとご同伴1名さままで無料。

 

 

 

特別監修  石森プロ

 

企画制作  東映株式会社

 

☆そごう神戸店

 

     https://www.sogo-seibu.jp/kobe

 

☆読者プレゼント 

 

    510名様にご招待券 プレゼント

 

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

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       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

 

   発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

   会期が短いため、速達などお届けに最善を尽くします。

 

 

 

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