国立新美術館開館10周年 新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで 10th Anniversary of the National Art Center, Tokyo Exhibition of Shinkai Makoto

 

国立新美術館開館10周年

 

 

新海誠展

 

「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

 

10th Anniversary of the National Art Center, Tokyo

 

 

Exhibition of Shinkai Makoto

 

 

 

 記録的な大ヒットとなった最新作映画「君の名は。」のアニメーション監督・新海誠(しんかい まこと、1973年-)。

 

 この映画の興行収入は240億円余り。国内動員数1900万人を突破。

 

中国やタイなどのアジア圏、さらにヨーロッパ圏においても大人気だ。

 

また、原作本として自身が執筆した『小説・君の名は。』は、100万部を突破し、今も売れ続けている。

 

この新海誠のデビュー15周年を記念した展覧会が国立新美術館において好評開催中だ。

 

 

そのほとんどの作業を1人で手掛けたデビュー作「ほしのこえ」。

以下画像はフォトギャラリーを参照されたし。

 

 

「ほしのこえ」場面カット © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

  「ほしのこえ」新海誠による原画 © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

 

 

集団制作に挑み初長編作品にして毎日映画コンクール・アニメーション映画賞を受賞した「雲のむこう、約束の場所」。

 

「雲のむこう、約束の場所」場面カット © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

  「雲のむこう、約束の場所」田澤潮によるレイアウト修正 © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

 

 

単館上映ながら異例のロングランとなり、今なお熱狂的に語り継がれる「秒速5センチメートル」。

 

  「秒速5センチメートル」場面カット © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

  「秒速5センチメートル」 作画監督・西村貴世による原画© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

 

 

本格ジュブナイルファンタジーに挑んだ「星を追う子ども」。

 

「星を追う子ども」場面カット © Makoto Shinkai / CMMMY

 

「星を追う子ども」美術監督・丹治匠によるコンセプトボード © Makoto Shinkai / CMMMY

 

 

 

デジタル時代の映像文学と言うべき「言の葉の庭」。

 

 「言の葉の庭」場面カット © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

  「言の葉の庭」土屋堅一による原画「言の葉の庭」作画監督・土屋堅一による原画© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

 

 

そして記録的な大ヒットとなった最新作「君の名は。」

 

 「君の名は。」場面カット「君の名は。」場面カット © 2016「 君の名は。」製作委員会

 

 「君の名は。」作画監督・安藤雅司によるレイアウト修正 © 2016「 君の名は。」製作委員会

 

 

 

 この展覧会は、これらを完全網羅し、それらの貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示を通じて、新海誠の15年の軌跡を振り返るもの。

 

 新海誠の作品の特徴は“ 美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を描くことで人間の本質に迫っていること。

 

人と人が出会い、そしてすれちがい、揺れ動く心模様を、完成度の高い物語に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す作品群。

 

新海誠の作品は、世代や国境を超えて多くの人々を引きつけている。

 

その秘密はどこにあるのか。

 

「君の名は。」をご覧になった方もそうでない方もきっと学ぶことが多いであろう。

 

そして、日本が発信するアニメーションという芸術を味わっていただきたい。

 

日本が国際競争力を発揮できる場の大きな一つの分野がアニメーションだ。

 

国立の美術館においてデビューわずか15年の作家の展覧会が開催されるという歴史的意義にも注目したい。

 

1218日(月)まで。お見逃しなく。

 

 

 

☆構成

 

 1章 ほしのこえ

 

 2章 雲のむこう、約束の場所

 

 3章 秒速5センチメートル

 

 4章 星を追う子ども

 

 5章 言の葉の庭

 

 6章 君の名は。

 

 

 

☆展示特徴および見どころ

 

  制作資料の展示

 

  言葉の展示

 

  主題歌の展示

 

  映像の展示

 

 

 

会 期

 

20171111日(土)~1218日(月)

 

 毎週火曜日休館 

 

開館時間

 

10:00-18:00

 

 ※金・土曜日は20:00まで

 

※入場は閉館の30分前まで 

 

会 場

 

国立新美術館 企画展示室2E

 

106-8558 東京都港区六本木7-22-2 

 

主 催

 

国立新美術館、朝日新聞社、東宝、テレビ朝日、コミックス・ウェーブ・フィルム、アミューズ

 

協 賛

 

KADOKAWA、サントリー、大成建設

 

協力

 

WOWOW

 

観覧料

 

当日

 

1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)

 

団体

 

1,400円(一般)、1,000円(大学生)、600円(高校生)

 

中学生以下および障害者手帳をご持参の方(付添いの方1名含む)は入場無料。

 

お問合せ

 

ハローダイヤル 03-5777-8600

 

☆展覧会ホームページ

 

        http://shinkaimakoto-ten.com/tokyo/

 

☆国立新美術館ホームページ

 

     http://www.nact.jp

 

 

 

☆読者プレゼント 

 

   510名様にご招待券 プレゼント

 

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

 

       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

 

   速達など最速の方法でお送りいたします。

 

発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

   

 

☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い

 

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いつもご愛読下さいまして、まことにありがとうございます。

 

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☆巡回予定

 

札幌芸術の森美術館(北海道)201813– 225

 

北九州市漫画ミュージアム(福岡)2018721– 924

 

以後、全国巡回予定