特別展
「地獄絵
ワンダーランド」
撮影 浦 典子
被撮影者および主催者には撮影および掲載許可済
日本の中世から現代にかけて描かれた地獄絵や、地獄をめぐる多彩な作品を通して、日本人が抱いてきた死生観・他界観の変遷と、その精神史を紹介する展覧会が、龍谷ミュージアムにおいて行われている。
その名も「 地獄絵ワンダーランド」展。
大変好評で、今までの客層にはない若い年齢層の来館者が目立つ。
地獄の概念を日本で初めて説いたのは誰か?
平安時代に恵心僧都源信が『往生要集』においてそれを著したという。
これを契機に、来世のイメージが形成され、地獄や六道の情景を表した美術が発展して来たのだ。
怖いところというイメージの地獄だが、特に近世の作例の中には”たのしい地獄”とも形容すべき、素朴でユーモアにあふれた魅力的な地獄絵もあり、この展覧会で鑑賞することができる。
死への恐怖を超越した造形にも注目し、あらためて、日本人にとって「地獄」とはいかなる存在であったかを考えるいいきっかけになる展覧会だ。
大変わかりやすい展示構成と説明で小さなお子様にも「生きた」学習ができる。
関連イベントの謎解きゲームも好評。
日本文化を謎解きしながら理解して行くので、自然に覚えられ、素晴らしい切り口の“勉強法”だ。
時代の教育に必要なことが、きらきらとこの謎解きゲームに詰まっている。
☆構成
第1章:ようこそ地獄の世界へ
第2章:地獄の構成メンバー
第3章:ひろがる地獄のイメージ
第4章:地獄絵ワンダーランド
第5章:あこがれの浄土
会期
2017年9月23日(土・祝) ~ 11月12日(日)
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日※祝日は開館(翌日は閉館)
料金
○一般 1,200(1,000)円
○高校・大学生800(600)円
○小・中学生400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※小学生未満、障がい者手帳等の交付を受けている方 およびその介護者1名は無料
近鉄電車主要駅、龍谷ミュージアム受付などで販売。
主催:
龍谷大学 龍谷ミュージアム、産経新聞社、京都新聞、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
特別協力:
浄土真宗本願寺派、本山 本願寺
後援:
京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、
(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
特別協賛:
(公財)仏教伝道協会
協賛:
日本写真印刷
制作協力:
NHKプロモーション
☆龍谷ミュージアムホームページ
☆読者プレゼント
5組10名様にご招待券 プレゼント
あて先 : loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:展覧会名と会場名
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締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時
発送をもって当選と代えさせていただきます。
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