岩合光昭写真展 ねこの京都

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岩合光昭写真展 ねこの京都

 

©Mitsuaki Iwago

 

 

 

撮影  浦 典子

 

                                          被撮影者には撮影および掲載許可済

 

世界を舞台に活躍する動物写真家・岩合光昭。

 

日本各地で大好評の岩合光昭の写真展、「ねこの京都」が、美術館「えき」KYOTOにおいて開催中だ。

 

この展覧会は、日本橋三越本店で53日(水)~ 515日(月)に開催された後、いよいよホームグラウンドの京都にやって来たのだ。

 

さまざまな岩合の写真展は、今までに350万もの人が鑑賞したという。

 

 筆者は、岩合光昭の写真と人物に惹かれ、たびたび紹介して来ている。

 

以下にまとめているので参照されたし。

 

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B2%A9%E5%90%88

 

去年、神戸での展覧会の際、筆者は、岩合にインタビューをすることができた。

 

以下で記しているので参照されたし。

 

       https://art-news-jp.jimdo.com/2016/03/30/写真展-岩合光昭の世界ネコ歩き/

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2016-03-31

 

その際、この「ねこの京都」を撮影中であることをこっそり教えていただいた。その前日には、京都に行って来たとのこと。

 

 また、京都人について、筆者に質問をなさるなど好奇心旺盛だ。

 

京都の人に本当にお茶漬けを出してもらったそうで、「失敗しちゃったかなあ。」と頭をかいた表情は、少年のようだ。

 

インタビューというより、素敵なおしゃべりというようなリラックスした空気を岩合は創り出してくれた。

 

岩合に触発されて、筆者が祇園甲部歌舞練場の庭で子ネコを見つけて写真を撮ったことを言うと、岩合は、「どうしてネコがいるかわかります?」と聞いて来た。

 

わからない、と答えると、「あの近くにねこ好きの人がいて・・・。」と芸能界にも顔が広い岩合ならではの話を聞くことができた。

 

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-08-14

 

 前回の記事では、正式に発表されていなかったので、まだこの展覧会のことを書けなかった。

 

筆者を信用して教えてくれた岩合に感謝したい。

 

この展覧会を取材していると、「伊勢丹のかたですか。」と声をかけられた。

 

「もう3回もここに来ているんです。岩合さんの作品が好きで好きで・・・。」

 

また、ある美術館の学芸員は筆者に言った。

 

「岩合さんはずるい。あんなに可愛くねこを撮るなんて。」

 

春夏秋冬…移り変わる京都の街。

 

岩合は言う。

 

「京都のねこではなく、ネコの京都。 京都ならではのリズムに合わせるようにしたら、体にしみこんで来た。そして、ネコとの距離が縮んで来た。京都は秋が特に美しい。この京都の写真は、思っていたとおりだ。また、違っていたわとそれぞれの人が感じていただければうれしい。」

 

 京都らしく芸舞妓とねこの作品が美しい。

 

 浮世絵師の歌川国芳や月岡芳年もねこと美人を描いている。

 

 岩合の頭の中にこれらの絵のイメージがあったのかもしれない。

 

また、この展覧会は、地元 京都らしく京町屋の格子が設えており、雰囲気抜群だ。

 

お見逃しなく。

 

また、会場併設のグッズコーナーでは、写真集やオリジナルグッズなどあり。

 

2017年秋には、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』が全国で 公開予定。

 

 こちらも楽しみだ。

 

☆岩合光昭の挨拶文

 

ねこを通して京都を見る。

 

京都の風土に生きる

 

ねこを撮影していたら、

 

いつの間にか、敷居が高いと

 

思っていたはずのこの都が、

 

心地よくなっていた。

 

彼らの生き様が

 

古の都の文化を息づかせている。

 

そう、ここは

 

ねこが案内してくれた

 

「ねこの京都」。」

 

☆岩合光昭プロフィール

 

  1950年東京生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに活躍する動物写真家。

 

その美しく、想像力をかきたてる作品は世界的に高く評価されている。一方で、身近なネコを40年以上ライフワークとして撮り続けている。

 

2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に『ねこ』『ねこ歩き』『ネコライオン』『岩合光昭の世界ネコ歩き』『ふるさとのねこ』『ねこのとけい』『ねこの京都』などがある。

 

会期:

 

 2017518日(木)~64日(日)

 

開館時間

 

午前10時~午後8(入館締切:閉館30分前)

 

入館料(税込)当日

 

一般

 

800

 

高・大学生

 

600

 

小・中学生

 

400

 

 

 

主催

 

美術館「えき」KYOTO、京都新聞

 

協賛

 

オリンパス株式会社

 

企画協力

 

株式会社NHKエンタープライズ

 

協力

 

株式会社堀内カラー、株式会社フレームマン

 

企画制作

 

クレヴィス

 

☆美術館「えき」KYOTO 

 

      http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum

 

☆クレヴィス

 

        http://www.crevis.co.jp/exhibitions

 

☆『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』オフィシャルサイト

 

      http://nekoaruki-movie.com

 

☆読者プレゼント 

 

   1020名様にご招待券 プレゼント

 

   さらに ペアご招待券つき 展覧会図録一冊 を 4名様 にプレゼント 

 

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

 

       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

 

   発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

   会期が短いため、速達などお届けに最善を尽くします。

 

 

 

☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い

 

 よりよいサイトづくりのため、読者の皆さまからのご意見を常時受け付けております。

 

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☆巡回予定

 

201782日(水)~ 814日(月) 札幌三越

 

201789日(水)~ 821日(月) そごう横浜店

 

Places

Mihi quidem Antiochum, quem audis, satis belle videris attendere. Hanc igitur quoque transfer in animum dirigentes.

People

Tamen a proposito, inquam, aberramus. Non igitur potestis voluptate omnia dirigentes aut tueri aut retinere virtutem.