アール・ヌーヴォーの装飾磁器
Decorated Porcelain in Art Nouveau Period
撮影 浦 典子
アール・ヌーヴォー様式によるヨーロッパ名窯の作品の数々を、国内において総合的に紹介する初の展覧会が細見美術館で開催中だ。
アール・ヌーヴォーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて隆盛した国際的な芸術運動だ。
花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性は、フランス語で「新しい芸術」を意味する。
筆者は、以下でアール・ヌーヴォーの代表的画家、ミュシャなどについて記しているので参照されたし。
☆ミュシャの花冠―芸術と民族への想い―
http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-06-23
☆北澤美術館所蔵 ガラス・コレクション ガレとドーム~四季の花~ エミール・ガレ没後110年記念
http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-12-28
上記は絵画やガラス製品についての展覧会だったが、この展覧会では、セーヴル、ロイヤル・コペンハーゲン、マイセンなどヨーロッパの名窯が生み出した多彩な作品を紹介している。
また、ミュシャの作品も展示されているので、アール・ヌーヴォー全般を網羅されているのがうれしい。
ちなみに国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業 ミュシャ展は、国立新美術館(東京・六本木)で2017年3月8日(水)から6月5日(月)まで、開催される。
http://www.nact.jp
日本との結びつきを示す作品やパリ万国博覧会の報告書、デザイン画、北斎漫画といった資料も充実。
アール・ヌーヴォーのお手本は、日本文化であったことがよくわかる展覧会で、宮川香山眞葛ミュージアム所蔵の宮川香山の作品も展覧会されている。
http://kozan-makuzu.com
☆構成
美しきフォルム、優雅な装飾
ヨーロッパ名窯の挑戦
資料から読み解く、アール・ヌーヴォーの世界
[会 期] 平成29(2017)年 2月28日(火)〜 4月9日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
作品の展示替えがあり。
[休 館 日] 月曜日 (祝日の場合は、翌火曜日)
[会 場] 細見美術館
[ホームページ]
http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex051/index.html
[入館料] 一般 1,300円(1,200円) / 学生 1,000円(900円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示でご優待
(一般 1,300円→1,200円 / 学生 1,000円→900円)
【リピーター割引】本展半券チケットの提示で、次回入館料が割引(会期中有効)
(次回ご来館の際は、細見美術館窓口にてチケットをお求めのこと。)
一般 1,300円→1,100円 / 学生1,000円→800円
主 催 : 細見美術館 京都新聞
☆読者プレゼント
10組20名様にご招待券 プレゼント
あて先 : loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:展覧会名と会場名
本文:ご住所、お名前
をお書きの上どしどしご応募下さい。
締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時
発送をもって当選と代えさせていただきます。
速達対応いたします。
☆巡回予定
2017年1月3日(土)~2月19日(日)細見美術館
☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い
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