招き猫亭コレクション
猫まみれ展
謎のコレクター・招き猫亭。
その収集作品は、19世紀末パリに活躍したスタンランから、江戸時代の浮世絵師 歌川国芳、そして現代の作家まで、ネコにまつわるアートで幅広い分野にわたる。
そのなかから、350点以上の絵画や彫刻、版画作品を紹介する展覧会が、三重県立美術館で好評開催中だ。
猫に魅せられ、作品に登場させた芸術家は多い。
幕末の浮世絵師歌川国芳は大の猫好きで一時は8頭の猫と暮らしたという。
描かれた猫たちは生き生きとした豊かな表情を示している。
筆者は以下で国芳と猫について記しているので参照されたし。
「フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 錦絵誕生250年 春信一番!写楽二番!」
http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-11-28
また藤田嗣治は、猫を描いて多くの傑作を残した。愛猫とともに写った藤田嗣治の写真は大変有名だ。
☆参考
「レオナール・フジタ ― ポーラ美術館コレクションを中心に」
http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-09-26-1
猫という一つのモチーフを通して、絵画や彫刻など、様々な表現手段に触れることで、美術の新たな魅力を発見されるであろう。
この展覧会をきっかけに美術、芸術に興味を持ってくれる人が増えることを強く望む。
ぜひ、お見逃しなく。
会期
2016年4月23日(土)- 6月26日(日)
休館日
月曜日
観覧料
一般 1,000(800)円 学生 800(600)円 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金、前売り料金
主催
三重県立美術館、朝日新聞社
助成
公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
協力
招き猫亭
企画協力
アートシード
☆ホームページ
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum
☆講座「猫による西洋美術史案内」
講師:吉田映子(三重県立美術館 学芸員)
日時:6月18日[土]午後2時~
会場:美術館講堂 /定員:150名
入場無料
☆担当学芸員によるギャラリートーク
6月26日[日] いずれも午後2時~
会場:企画展示室
40分程度。
※要観覧券
☆オリジナルのネコ耳をつくって写真をSNSに投稿しよう!
会場:美術館エントランスホール
※会期中随時/参加無料
☆ ねこ割
ねこグッズを身に付けてご来場いただくと観覧料が100円割引。
☆あなたのにゃんこ、展示しませんか。
プリントアウトした自慢のネコ写真[10cm×15cm以内]をお持ちください。エントランスホールにて随時展示。
会期中のみの受付で、返却はいたしません。
*受付はネコ1匹につき1枚まで、おひとり様につき3枚まで。
☆スペシャル・ランチのご提供
レストラン「ミュゼ・ボンヴィヴァン」では、「猫まみれ展」開催期間中限定の特別ランチをご用意。
出口シェフがネコと暮らした頃の思い出をもとに、ネコの大好物をフランス料理に置き換えたら…と、想像を膨らませて出来上がったお野菜もたっぷりの魚介のコース。
~Yakizakana~
津の前浜より 白身魚のポワレ
野の草と野菜のマリネソース
~Manma~
魚介のリゾット
ベーコンのカプチーノと塩味のラングドシャ
~Karikari~
お麩のラスク
豆腐のフォンダンと蜂蜜しょうゆのグラスを添えて
珈琲または紅茶
2500円(税込)/一日限定30食
ご予約・お問合せ:ミュゼ・ボンヴィヴァン 059-223-7070
☆読者プレゼント
9組18名様にご招待券 プレゼント
あて先 :loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:展覧会名と会場名
本文:ご住所、お名前
をお書きの上どしどしご応募下さい。
締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした翌日の午前零時
発送をもって当選と代えさせていただきます。
☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い
よりよいサイトづくりのため、読者の皆さまからのご意見を常時受け付けております。
あて先 :loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:アートニューズ ご意見・ご要望・ご感想
とお書きの上、ご意見・ご要望をお送り下さいませ。
お待ちいたしております。
※人物名の表記は、敬称略。
※画像および記事の無断転載禁止
☆お知らせ
いつもご愛読下さいまして、まことにありがとうございます。
皆さまからのあたたかい励ましのメイル、大変ありがたくうれしく思っております。
多くのかたからメイルをいただいておりますため、ご返信ができないこともございますが、何卒お許し下さいませ。
☆巡回予定
2016年7月1日(金)─ 8月28日(日) 周南市美術博物館
2016年9月17日(土)─ 10月23日(日) いわき市立美術館
2017年1月14日(土)─ 3月12日(日) 川越市立美術館
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