Canon Presents
ウィーン少年合唱団来日!
©www.lukasbeck.com
画像提供 株式会社ジャパン・アーツ
≪天使の歌声≫、ウィーン少年合唱団、大阪へ。
ウィーン少年合唱団の2016年ジャパンツアーが、4月30日(土)から続いている。
ロームシアター京都公演の記事は、以下で記しているので参照されたし。
http://art-news-jp.jimdo.com/2016/05/01/canon-presents-ウィーン少年合唱団-2016年来日/91732561
京都公演では、Aプログラムが実施され、少年たちの澄んだ歌声は多くの聴衆を感動させていた。
ジャパンツアーは、AプログラムとBプログラム両方が用意されているので、一度見に行ったかたも
違うプログラムで少年たちの公演を楽しむことができる。
京都公演で感動した筆者は、5月29日(日)14:00~ザ・シンフォニーホールで行われた公演に取材に上がった。
この間に筆者は、海外に出かけていた。帰って来てすぐ取材に上がったのだが、少年達がまだ日本にいてくれたことをうれしく思った。
たった二週間だったが、故国を離れると大人の筆者でも日本が恋しくなる。
幼い少年達ならなおのことだろう。
ホームシックになってはいないか心配しながら、公演を鑑賞した。
少年達は、旅の疲れも見せず元気いっぱい可愛らしい声で我々聴衆に素敵なプレゼントしてくれた。
Aプログラムとは全く違い、特に2部では身近な映画音楽も演奏され、場が盛り上がった。
可愛らしい衣装替えやパフォーマンスには聴衆が笑顔に包まれているのが感じ取られるほどだ。
Bプログラムでも披露された復興支援ソング「花は咲く」は、心に訴えかけるものがあった。
また、アンコールでは思わず吹き出すほど面白い演出が・・・。
ウィーン少年合唱団公演は熊本で被災されたかたがたに義援金を送ってくれていることも忘れてはならない。
およそ10歳から14歳ごろまでの少年達。
一つの組は4年に一度しか来日しないので、ウィーン少年合唱団員として少年達が日本に来られるのは、おそらく一生に一度だろう。
もちろん、本人の意志だろうが、一番可愛らしい時期を我々のために捧げてくれている。
親御さんにとっても離れて暮らすことは心配なことだろう。
実は、筆者の京都公演の記事を読んだ読者のかたから、「出待ち」をすることを教えてもらった。バスに乗り込んでもなお、手を振り続けてくれる姿は天使そのものだ。
どんなに有名なアーティストでも筆者は「出待ち」をしたことはなかった。
生まれて初めて「出待ち」をして少年達のバスを見送った。
以下撮影 浦 典子
少年達はにこやかな笑みで応えていた。音楽大使として、世界中の人々の心を癒す天使たちの天使としての役割を充分に果たしている姿には、感動すら覚えた。
まだまだ、ツアーは続く。体に気をつけていただきたいという気持ちだ。
少年達が大人になってもこの日本を好きになってくれたら大変うれしい。
この公演は、音楽を鑑賞するだけでなく子供時代のピュアな心を思い起こさせてくれる。
来年は、また違う組が来日する予定だ。心からの来日を楽しみに待っている。
主催:ジャパン・アーツ/ フジテレビジョン /TOKYO FM
後援:オーストリア大使館 / オーストリア政府観光局
協力:ユニバーサル ミュージック/ ウィーン少年合唱団ファンクラブ www.wsk-japan.org/
特別協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
☆ウィーン少年合唱団2016年ジャパンツアーホームページ
http://www.japanarts.co.jp/wsk2016/index.html
☆ウィーン少年合唱団
http://www.wienersaengerknaben.at/jart/prj3/wsk_website/main.jart?rel=en&reserve-mode=active
♪Aプログラム♪ |
♪Bプログラム♪ |
第1部 Part 1 |
第1部 Part 1 |
<秋> Autumn |
シャイン:《息のあるものはみな、主をほめたたえよ》 |
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル《休暇旅行で》(日本初披露) |
オルフ:カンタータ「カルミナ・ブラーナ」より |
オーストリア、オーバーシュタイアーマルク地方の歌:《夏は終わった》 |
A・スカルラッティ:《神をほめたたえよ》 |
バッハ:カンタータ《キリストは死の縄目につながれたり》より |
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より〈主は羊飼いのように、その群れを養い〉 |
フォーレ:《レクイエム》より〈ピエ・イエズ〉 |
モーツァルト:オペラ《魔笛》より〈お二人とも、よく来ましたね〉 |
シューベルト(ブラームス編曲):《エレンの歌》第2番 |
モーツァルト:《アヴェ・ヴェルム・コルプス》 |
<冬> Winter |
ブラームス:《フィンガルの歌》 |
《ピエ・カンツィオーネス》より〈喜びたまえ〉 |
ロイド・ウェッバー:《レクイエム》より〈ピエ・イエズ〉 |
メンデルスゾーン:《主よ、来たれ》 |
ブルクハルト:《彼らはよろこんで》 |
モチニック:《アヴェ・マリア》 |
ブルガリア民謡:《カヴァル吹き》 |
ロレーヌ地方のクリスマス・キャロル:《神の子は生まれた》 |
コープランド:《町から猫を連れてきた》 |
ウィテカー:《グロウ》 |
スピリチュアル:《ライド・オン・キング・ジーザス》 |
レオントヴィッチ:《キャロル・オブ・ザ・ベル》 |
第2部 Part 2 |
オーストリア民謡:《冬は楽し》 |
ロジャーズ:映画『サウンド・オブ・ミュージック』より《ひとりぼっちの羊飼い》 |
ヨーゼフ・シュトラウス:《鍛冶屋のポルカ》 |
ウェルナー:映画『野ばら』より《野ばら》 |
第2部 Part 2 |
エルトン・ジョン:映画『ライオン・キング』より《愛を感じて》 |
<春> Spring |
シャーマン:映画『メリー・ポピンズ』より《チム・チム・チェリー》 |
ハイドン:オラトリオ《四季》より〈来たれ、のどけき春〉 |
久石譲:映画『天空の城ラピュタ』より《君をのせて》 |
ウェルナー:《野ばら》 |
J・シュトラウスⅡ世:《美しく青きドナウ》 |
ドビュッシー:《春のあいさつ》 |
菅野よう子:《花は咲く》 |
菅野よう子:《花は咲く》 |
岡野貞一:ふるさと |
森山直太朗:《さくら》 |
オーストリア民謡;《雪が消え去れば、太陽が顔を出す》 |
日本古謡:《さくらさくら》 |
J・シュトラウスⅡ世:フランス風ポルカ《歌い手の喜び》 (日本初披露) |
<夏> Summer |
J・シュトラウスⅡ世:ワルツ《ウィーン気質》 |
ガーシュイン:オペラ《ポーギーとベス》より〈サマータイム〉 |
|
セルビア民謡:《ニシュカ・バニャ》 |
|
ロジャーズ:映画『サウンド・オブ・ミュージック』より《エーデルワイス》 |
|
ヴィルト:《トラディギスト村のヨーデル》 |
|
アフリカ民謡(南アフリカ/ジンバブエ):《ショショローザ》 |
|
J・シュトラウスⅡ世:《美しく青きドナウ》 |
☆今後の日程
日時 会場 プログラム(Aor B) 問合せ先
☆東京公演の問い合わせ ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
★印がついている公演はCanon Presents
☆東京公演
5月31日(火) 東京芸術劇場 A
6月4日(土)15:00 杉並公会堂大ホール A
杉並公会堂チケットセンター 03-5347-4450
6月5日(日)14:00 ミューザ川崎シンフォニーホール B
神奈川芸術協会 045-453-5080 ★
6月6日(月)19:00 加茂文化会館 A
加茂文化会館 0256-53-0842
6月8日(水)19:00 糸魚川市民会館大ホール A
糸魚川市民会館 025-552-5900
6月9日(木)19:00 長野市芸術館メインホール B
NCACチケットセンター 026-219-3191 ★
6月11日(土)14:30 三重県文化会館 大ホール A
三重県文化会館チケットカウンター 059-233-1122 ★
6月12日(日)17:00 愛知県芸術劇場コンサートホール A
テレビ愛知事業部 052-243-8600 ★
☆東京公演
6月17日(金) 13:30 東京オペラシティ コンサートホール B
6月18日(土) 14:00 東京オペラシティ コンサートホール A
6月19日(日) 14:00 東京オペラシティ コンサートホール B
☆ウィーン少年合唱団 2016年来日記念ツアーグッズも多く販売されている。特に公演パンフレットは、必見。
☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い
よりよいサイトづくりのため、読者の皆さまからのご意見を常時受け付けております。
あて先 :loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:アートニューズ ご意見・ご要望・ご感想
とお書きの上、ご意見・ご要望をお送り下さいませ。
お待ちいたしております。
※人物名の表記は、敬称略。
※画像および記事の無断転載禁止
☆お知らせ
いつもご愛読下さいまして、まことにありがとうございます。
皆さまからのあたたかい励ましのメイル、大変ありがたくうれしく思っております。
多くのかたからメイルをいただいておりますため、ご返信ができないこともございますが、何卒お許し下さいませ。
コメントをお書きください